3歳からの反対咬合(受け口)治療の最近のブログ記事

乳歯の反対咬合の自然治癒率

下の歯が、上の歯より前にあるかみ合わせを受け口(反対咬合)といいます。
横顔が、下顎が前に出たようになります。
乳歯の歯並びの時からみられることが多い不正咬合ですが、
健診で反対咬合と言われて、歯科医院を受診しても、永久歯に生えかわるとき治るかもしれないのでそれまで様子を見ましょう、といわれることが多いです。

では、様子を見ていて、実際どのくらいの割合で自然に治るのでしょうか?
愛知学院大学の矯正の永原先生の報告では、 乳歯列期の間、反対咬合だったお子さまはでは、 永久歯が生えてきたときに自然治癒したのは6.4%、残りの93.6%の子は永久歯の前歯も反対咬合だったそうです。

堀歯科医院では、乳歯のうちから反対咬合の治療を開始する事をおすすめしています。

乳歯の反対咬合の治療1

前から数えて5番目の奥歯が2歳過ぎに生えてきますが、その歯が咬みあって、3歳になるころには乳歯の歯並びと咬み合わせが完成します。
そのため、乳歯で反対咬合(受け口)になっているときは、3歳までは様子をみます。

3歳になっても反対咬合のときは、なるべく早く治療を開始します。
一番初めは、ムーシールドというプラスティック製のマウスガードを夜寝るときお口に入れる治療をします。
痛みのない装置なので、3歳半ぐらいになればたいていの子は使うことができます。
3ヶ月から6ヶ月で咬み合わせが正常になりますが、治ったところですぐやめてしまうと元に戻ってしまうので、治ってからもしばらく使い続けます(最低でも、咬み合わせが治るのにかかったのと同じ期間以上)。

乳歯の反対咬合の治療2

ムーシールドだけでは治らなかったときは、
また、ムーシールドでは治せない重度の反対咬合のときはチンキャップや上顎前方牽引装置を使います。
チンキャップとは、ベルトの帽子をかぶり、あごの部分をゴムで引っ張りながら押さえる、お口の外で使う装置です。
お家にいるときだけ使います(夜寝るときも)。

チンキャップも矯正装置の一種ですので、短期間使ってやめてしまうと後戻りがおきます。
つけるのは家にいるときだけなので、充分長期間使い、治った咬み合わせを安定させます。
(治療開始年齢にもよりますが、チンキャップを使うのは長くても10歳ぐらいまでです。)

乳歯の反対咬合の治療3

ムーシールドとチンキャップでの治療は、細かい歯並びを直す治療ではなく、
あごの前後的な位置
下顎の成長の向き
を整える治療です。

これらだけで、ガタガタの歯並びをきれいに整える事はできません。
歯並びを整えたり、永久歯が生えるために足りないスペースを作ったりするのはまた別な装置を使って治す必要があります。
歯並びを整える装置と、チンキャップの両方を併用することもあります。

ムーシールド治療費

堀歯科医院の反対咬合の治療費用は367500円〜ですが、
乳歯の歯並びで、とりあえずムーシールド治療を受けてみたい、それ以上の治療についてはあとから考えたい
という方のために、ムーシールドのみの料金を設定しております。
初回矯正相談料 3150円
ムーシールド治療1年8万4千円

ムーシールドを使えるようになって半年たっても変化が見られないときは、
状態によりますが次の段階の治療へ進むことをおすすめします。

ムーシールドは乳歯列用と6歳臼歯が生えてから用の2サイズあります。
乳歯列用を、永久歯が生えてきてからそのまま使っても効果はなく、永久歯のかみ合わせに悪影響を与える場合もあります。
また、永久歯の生えてくる時期では、3・4歳のころの治療と違って、治療を急ぐ必要がありますから、状態によっては他の治療または併用をおすすめします。

反対咬合症例

M.A.くんは、前歯が反対咬合(いわゆる受け口)でした。
(治療開始時3歳8ヶ月)

ムーシールド 3歳からの受け口治療

小さいころの反対咬合いわゆる受け口は、大きくなると自然に治るのでしょうか?

自然に治るのは少数で、ほとんどは永久歯になっても反対になってしまします。

反対咬合では、話し方、食事、見た目等、さまざまな問題が起こりえます。

歯の生え方がちょっとずれてしまったような反対咬合も、永久歯が揃うまで様子をみているうちに、
顎の骨が変形してくる場合があります。

ムーシールドは、小さなお子さんのために開発された反対咬合治療装置です。

使うのはお家にいるときと、夜寝ている間です。

3歳半検診で、反対咬合、といわれたのでしたら、ムーシールド治療をはじめてみませんか?

 

反対咬合 ムーシールド治療例 3歳

このページの先頭へ