治療の進め方

インビザライン治療の流れ

インビザライン標準的な進め方

インビザラインの、当院での標準的な治療の進め方は、
1アライナー(マウスピース)2週間装着です。
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治療スタート時に#1をお口にはめ、#2をお渡しします。
アライナーをしっかり歯に合わせる為の「アライナーチューイ」と、
取り外しがきついときや、ネイルをされている方のための、取り外し器具、
外したときにアライナーを入れるケース、一つ前のものを入れるケース
もお渡ししています。

つけたときは、思ったより硬い、と感じられるようです。
ギューッツ、パチン!という感じです。
きついだけで、痛みはほとんどないと思います。
歯ぐきに当たる感じがあるかもしれません。
すぐになれますが、状態によってはアライナーの縁を切ってなだらかに調整します。
アライナーチューイを満遍なく歯に当てて咬み込んで下さい。
しっかりはめたつもりでも、浮いている部分があります。

数時間後に痛みを感じてきます。食事のときに咬んで痛い場合もあります。
あまり強い痛みではなく、歯に効いてきたな、という感じで、我慢できないことはないです。
通常は痛み止めの薬も必要ありません。
痛みは、初めのうち数日弱く長く続く方もいれば、翌日には気にならなくなる方もいます。
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4週間後(2週×2回)、アライナーをつけた生活に慣れてきたところで、
必要なアタッチメント(歯の色の突起)をつけます。
すこし頬に異物感があります。もちろん、ワイヤー矯正の器具に比べればたいしたことはありません。
#3のアライナーをお口にはめます。
アタッチメントは、アライナーをつけるとなめらかなので、ほとんど気にならなくなります。
通常は新しく装着したものと以降の分3個をお渡しするので、8週間後にまたみせにいらしてください。
アタッチメントがつくと、取り外しがやや大変になります。
外しにくいときは、取り外し器具を使ってください。

以降、来院の際は、予定通り歯が動いているかを確認し、
歯の大きさを調整する必要があるときは、治療進度とのタイミングを見ながらディスキングをします。
アタッチメントのつけ外し、変更等を行う場合もあります。
アライナー3から5個、6週から10週ごとに繰り返していきます。

最後のアライナーになるころ、当初の予定通りに動いていない部分が出てことが多いので、
もう一度精密印象を取り、新しい治療計画の元アライナーセットを作り、仕上げの治療をしていきます。
だいぶ歯並びが整ってきたところで治療計画を立てますので、
初回の治療計画よりも予定通りに進行しやすくなっています。

再度インビザラインのアライナーを最後まで使って、治療完了です。
お疲れ様でした。
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治療が完了したら、リテーナー(後戻り防止装置)を作り、そちらを装着していただきます。
堀歯科医院では、リテーナーは歯同士がかみ合うように、咬合面を覆わないものを採用しています。

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