インビザラインについて

インビザラインについて

インビザラインとマウスピース矯正

インビザラインは、マウスピース矯正法のひとつです。
乳歯が全部生え変わった10代の方から治療できます。

マウスピース矯正とは、歯形に合わせて薄い透明なマウスピースを取り変えたり、
部分的にくりぬいたり、動かしたい方向に突起をつけておしたりして、
少しずつ歯を動かしていく治療法です。
インビザライン
インビザラインの特徴は、従来のマウスピースとは異なり最新技術をふんだんに用いていることです。、
シリコン精密印象でお口全体の型をとり、
それをCTスキャンしてパソコン上で3Dデジタルシュミレーションを行い治療計画を作成
シュミレーションどおりの各段階の歯形をCAD/CAM技術を用いて光造形で製作・各歯形状でマウスピースを製作していきます。
治療計画通りの20から50組、それ以上ものマウスピースを1度に製作できます。

歯型模型を分割して行う手作業のセットアップでは一度に進められる治療進度が少ないため頻繁に歯形を取る必要があり、
計測機械を使うものの移動量の設定が手作業となっていました。
移動量がわずかだったり、動かす歯が少ないのでしたら良い方法ですが、全体的に歯並びを整えるには向かない方法です。
そのため、ワイヤー矯正後の後戻りや、部分矯正などに使われることが多かったようです。

インビザラインでは、3Dデジタルセットアップで、開始前の状態から治療完了まで通してシュミレーションしていきます。
全体の流れを見ながら、細部を検討していけるため、より精度の高い計画を立てられます。
専用ソフトウェアは、治療データーのフィードバックでより実際に即した歯の動き方をシュミレーションできるようになっています。
通常ひとつのアライナーで歯の移動は0.2mmから0.25mmとなっています。
インプラントなど、特定の歯は動かさないようにもできます。
また、その計画どおりの精密な歯の移動を、光造形モデルでマウスピースを作ることで実現しています。
工業製品では、このCAD/CAMデーターで製品を大量に作って販売したりもするのでしょうが、
オーダーメイドのインビザラインはあなた一人だけのためにこの工程を行います。

ビデオ インビザラインができるまで もどうぞ

他のマウスピース矯正と異なる、インビザラインの特長

・インビザラインは、歯型をCTスキャンし、コンピューターシュミレーションで治療計画を立てます。
クリンチェック
・アライナー発注前に来院いただき、パソコンで治療の3Dシュミレーションをご確認いただけます(お任せいただく場合はそのまま発注いたします。)

・シュミレーションどおりの進行の模型をCAD/CAM技術で制作し、多くのアライナーを段階的に連続で作っているので、より精密な歯の移動が可能となっています。ひとつのアライナーでの歯の移動量はおよそ0.25mmです。

・歯の動きをよくするために、一部の歯にアタッチメント(歯と同色の突起)をつけます。画像の丸印がアタッチメントです。
アタッチメント
・最初に全てのアライナーを作りますが、数が多いと治療目標と実際の歯の動きに徐々にズレが生じる場合もありますので、終盤に新しく型をとり一式作り直しより良い状態に仕上げるフォローシステム「リファイメント」があります(当院では追加費用不要)。

インビザラインのメリット

1. 透明で薄い装置なのでほとんど見えず目立ちません。

2. 装置をつけているときの違和感が少なく、発音もしやすいです。

3. 取り外しの装置なので、普段どおりの食事・歯磨きができます。

4. 装置自体の清掃も容易です。

※メリットである、取り外しできることが、デメリットにもなり得ます。装着時間が不足したり不完全な装着が続くと、治療の進行が遅れたり、アライナーが合わなくなって再度型取りからやり直す必要が出る場合がありますので注意してください。
インビザラインのマウスピース


インビザラインの注意

装置時間が不足したり、アライナーを歯にしっかりあわせていないと、予定通りの歯の移動が起こらないので、一つのアライナーを長く使うことになり、結果的に治療期間が長くかかってしまいます。

また、経過の確認や調整のため、通院間隔を短くしなければならなくなります。

装着に問題がなくても、特定の数歯が動きにくいことがあります。また、歯を伸ばす動き(廷出)はマウスピースタイプでは苦手な動きとなります。

その場合、ゴムを使ったり、歯の裏側など目立たない部位に固定式装置やワイヤーをつけて予定の位置まで動かす場合があります。


個々の歯の移動や、上下の顎の位置を合わせるために、アライナーに加えて、小さな輪ゴムをかけていただく場合があります。
 
インビザラインだからというものではなく、他のマウスピース矯正、ワイヤー矯正、床矯正でも使うものです。

このゴムもかけていないと治療期間が長くなります。

これらのことをしっかりやっていただければ、あなたに素敵な笑顔をお約束します。
笑顔

インビザライン紹介ビデオ

インビザラインができるまで(ビデオ)

このページの先頭へ