過蓋咬合治療の最近のブログ記事

過蓋咬合

奥歯で咬んだ時、下の前歯が上の前歯に隠れて見えない状態を過蓋咬合(かがいこうごう)といいます。
不正咬合のひとつですが、幼児期の歯科検診で指摘されても、生え変わりを注意していきましょう、といわれるぐらいで、あまり積極的な治療勧告がなされていないようです。

ぱっと見た時に、歯並びが悪い感じがしないのですが、正常な歯並びの場合と比べると、ガミースマイルといって、軽く笑ったときに上顎の歯ぐきが見えたり(普通は、大きく笑わないと歯茎は見えません)、下の前歯が窮屈に重なったり曲がって生えたりしていることが多いです。

歯ぐきの骨の発育不足、噛む筋肉が強すぎる、顎先のオトガイ筋が緊張している場合に起こるとも言われていますが、
両手で頬杖をついていたり、体育すわり(三角すわり)のときに顎を乗せる、下唇を上の前歯の裏に巻き込むような癖も原因となります。

過蓋咬合をそのままにしておくと、下の前歯の凸凹に加え、下顎が十分発育できず相対的に上顎が突出したような顔貌になったり、顎の動きが制限され顎関節症になったり等の危険があります。

乳歯列期や、生え代わりが始まったころの過蓋咬合は取り外しのマウスピース装置で改善することができるので、気になる方は早めに一度相談されることをお勧めします。

カテゴリ:過蓋咬合治療

infant TRAIINER とは

Myofunctional Research(MRC)のINFANT TRAINER™ は、子供が顎の筋肉を使用している間に正しく噛むことを訓練するものです。重要なことは、INFANT TRAINER™ が子供に鼻を通して呼吸をさせ、正しい嚥下法と舌の位置付けを訓練することです。研究報告によれば、正常な顔、顎、歯の発育はそれらの要因のと強く関連していることが示されています。

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2歳からの歯列矯正・過蓋咬合

 T4Kトレーナーのシリーズの幼児用、インファントトレーナーで治療中の4歳のお子様。

前歯の咬み合わせが深く、下の前歯が上の前歯に隠れて全く見えない過蓋咬合(かがいこうごう)という状態でした。
そのため、下の前歯の歯並びも重なっている叢生(そうせい)になっていました。

過蓋咬合の場合、下顎が前方向に成長しにくくなり顎が小さくなったり、上の歯にブロックされて顎運動に影響が出る可能性があります。

がんばって使ってくれていたので、3ヶ月で目に見えて良くなって、
咬み合わせも少し浅くなり、歯の重なりが小さくなっていました。

インファントトレーナー使用3ヶ月の変化の組写真

ほんのちょっと手助けしてあげると、体は本来の成長発育のラインへ急速に戻っていくのだと実感しました。

この調子で続けていくと、永久歯が生えるころには良い状態になると思われます。

これまで幼児期には、歯並び・咬み合わせに問題があっても、
まだ治療できない、あるいは、永久歯が生えてくるまで様子をみましょう、
といわれることが多いようです。

小児期の矯正治療は、永久歯が揃ってからの歯を動かす治療とは異なり、
永久歯がいい位置に生えてこれるように環境を整える治療です。

お口の状態にもよりますが、堀歯科医院では、
反対咬合、過蓋咬合は幼児期からの早期治療の対象です。
体が大きくなる大事な時期に、咬み合わせが悪いままではよくないと考えているからです。



 

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